FITS2016に行ってきたよ。--「これからのデザインの役割 テクノロジーとデザイン、そしてビジネス」コンセント代表/インフォメーションアーキテクト 長谷川敦士氏

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fukuokait.com

 

これ行って来たよ!

 

一つ前の投稿の続きです。時系列的にもそうだけど、内容的にも入りの部分が続きになってました。テーマはこちら。

 

これからのデザインの役割テクノロジーとデザイン、そしてビジネス

 

コンセント代表/インフォメーションアーキテクト 長谷川敦士氏によるセッションです。

 

冒頭で、この日最初に登壇されたWIRED日本版編集長の若林恵氏のセッション内容が偶然、長谷川氏のセッションの前振りのようになっていると言われました。

 

若林さんが言われた「どうやって生きてるの?」の部分です。

 

企業がサービスを開始するにあたって「どういう価値を提供するか」というのが抜けている。(若林さんが言われていた)教養が必要だという部分だが、「教養学部」というのは英語ではArt and Scienceとも言うとのこと。

 

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 デザインの立ち位置を説明するマトリクス。アートや科学は自分のためにやる傾向があるのに対し、デザインや工学は他人のために行うもの。デザインというと、センスが必要なモノと思われがちだが、実際のところ担当する分野が違うだけで工学とほぼ一緒。

 

よく言われる「デザイン思考」というのは非デザイナーがデザイナーのように考えることを指していて、デザイナーならみんな知っていてやっている。

 

90年代後半~2000年に来たUXへの流れ。形を作り、使えたらそれで良かった時代から、その製品にどんな価値があるのかを定義していく時代へ。

 

デザインの役割は「意味」を与えること。「モノ」のデザインから「こと」のデザインへの移行について。このあたりから、UX Japanフォーラムやシンポジウムで聞いたUX的な内容へと入っていきました。

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うん。この図もなんか見たことあるぞ。

 

ただ、この図のあたりで言われていた、こういう一連の流れの中でもデザインにはジャンプがある、というのは初めて聞きました。そしてよく意味がわからなかった。図にある観察からモデルへの移行の時と、モデルから方針への移行の時に特にジャンプがあるんだそうです。(方針から方策への移行時は技術でなんとかなる)なんだ?ジャンプって。(はい勉強不足)

 

(この辺の話はコンセントの公式サイトの記事に詳しく書いてあります。)

 

ってことで、ここでは公式サイトに載ってなかったお話を。まずはこちらの動画をドウゾ。

 

お題:白い服を着た白チームと、黒い服を着た黒チームが交差しながら複雑にパスを回します。白チームが回したパスの数を数えてください。(黒チームのパスはカウントしなくてOK)

www.youtube.com

 

画像が静止画になった時点でいったん動画を止めてください。白チームのパス、何回になりましたか?

 

正解は・・・13回です。

But, Did you see the moonwalking bear?

(しかし・・・あなたにはムーンウォークしてるクマが見えましたか?

 

動画を再び再生して、もう一度見てみてください。

 

我々は見たいと思うモノしか見えない。「あるだろう」と期待するモノ(=スキーマ:経験に基づき獲得された認識)しか見えない。という認知心理学のお話をされていました。

 

そしてこのムーンウォークしているクマは、今まで気づかなかった消費者のニーズかもしれない。ここでUX Japanフォーラムで聞いた「サイレントニーズ」を思い出す。自分も結局いつも頭にあるのは、この「サイレントニーズ」だったりする。

 

からの、FBでの「デザイナーの仕事はムーンウォークしてるクマをキャッチすること。」発言でしたとさ。

 

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エクストリームユーザー(オレンジの部分)に注目することで普通の人に潜むニーズを発見する、の図。ムーンウォーククマさんもこの「エクストリームユーザー」ということになります。

リスクを取って新しい価値観をマーケットに投げる。潜在的なニーズを製品化する。価値観に合わせて作っていく。このお話当たりで「Outside-in・・・事業者都合ではないリアルな顧客の行動」「Inside-Out・・・カスタマージャーニーマップ」ってノートにメモってるんだけど、よくわからん。。。顧客視点で行動を見て行くというお話をされていました。

 

コンセントのサイトでスライド公開します、と言われていたのですが、さきほどシェアされていたので、リンク張っておきます。もっかい見て、この辺、頭整理してきます。

 

www.concentinc.jp

 

とりとめなくてスミマセン。

 

自分の認知の限界をどう超えるか?という話題では「とにかく案を出す」「数を出す」「自分のスキーマを超える」「ブレストで他人の意見を否定しない」という話をされていました。この辺は授業でもやったし、いろんなセミナーでも聞きますですね。チーム内でもブレストやる時は完全にフラットな状態でやれるよう気にはしてます。年齢だったり、経験だったり、性格だったり(これ結構デカイ)で発言権に強弱あるのってダメだなって思うので。

 

この後、参加していた他のメンバーとお茶して帰りました。自分、久々ココア飲んだ。